模合(もあい)って何だ!?

模合とは、沖縄独特の金銭的相互扶助システムのことで、広辞苑にも掲載されていません。模合の語源としては、「もやい」= 「港で岸につなぎとめるための綱」からきているという説もあるようですが、はっきりとはわかっていません。沖縄方言では「ムエー」と言われます。

その仕組みとしては、金融制度確立が遅れていた沖縄の知恵が生んだ金銭的相互扶助システムと言えます。金融制度が確立されていないことから、 商売をする時、何か高価な物を購入する時等に、まとまったお金を用立てる術が無かったのです。そこで生まれたのが模合です。例えば20人(人数に定めは無い) が集まって、毎月10万円ずつ持ち寄ります。そこで200万円のお金が集まります。それを順番に受取るという仕組みです。つまり一番最初に200万円を手にした人は、 残りの19ヶ月、10万円を支払うということになります。銀行に融資してもらったお金を、毎月返済している様なものですね。

参加人数、金額は模合を起こす際に相談して決めます。また、月ごとに利子(プラスα)を付け、最後にお金を手にする人が多少得をする模合や、月ごとに 積立をし、模合終了時に全員で積立金を何かに利用したりします。アイディア次第で様々な模合が開かれているのです。

中には、まとまったお金を手に他府県に逃げてしまう人もいて、二度と沖縄に帰って来れない人もいます。ですから、よほど信頼の置ける人としか模合は 起こせないのです。また、模合が開かれる場所は居酒屋が多いため、気の許せる仲間と「月に一度くらいは酒を飲みたい」と、現在は1万円くらいの小額で、 同級生や職場、親戚等で行う模合が一般的なのです。

web master Okinawazin